改良メダカ 早わかり表
めだかやドットコムが製作した、メダカの体色見本をご覧ください。
メダカの体色は白・黒・黄の三色(濃淡あり)の色素によって構成されています。
全ての色に濃淡があり、その3色のバランスで体色が決まります。
ですから、どんな突然変異が生まれても朱色までであり、赤の色素が現れる事はありません。
上記の三色が合わさって、主な色として表現されているメダカの色は次の通りです。
改良メダカの形質
- 透明燐メダカ
(エラが透ける、色素が色抜けする) - オーロラ系透明燐メダカ
(うろこが全体的に透明度が高い) - ヒカリメダカ
(背骨を中心に、腹側が背中に転写した形状で、腹の虹色素胞が背に現われ光を反射する) - ダルマメダカ
(背骨が癒着しショートボディとなっている) - アルビノメダカ
(メラニン色素の欠損により血管が透けて目が赤い) - パンダメダカ
(虹色素胞の欠損) - 螺鈿光・幹之メダカ
(ヒカリメダカとは違った虹色素胞“グアニン構造体”が背中に現われる) - 体内光メダカ
(体内に虹色素胞が現れる) - ラメメダカ
(体に光を反射するグアニン色素が点在している)
◎螺鈿光やヒカリメダカの反射する光の違いはグアニン構造体の違いである。
改良メダカの特徴
- ブチ
(体に黒色素がまだらに表現される個体) - ラメ
(体に虹色素胞が点在して現れる) - ヒレ光
(ヒレの縁に光を反射するグアニン構造体が現れる、ラメもヒレ光も先祖に螺鈿光がいることで表現される) - 出目
(出目金の様に目の部分が大きく膨らむ) - セルフィン
(ヒカリメダカの背びれに切れ込みが入りヨットの帆の様な形状となる) - マルコ
(背びれの欠損) - メラー
(尾ひれが二つに分かれる) - スワロー
(ヒレの一部が伸びる) - ひし形の尾ひれ
(光メダカの特徴であるひし形の尾ひれが普通体型で表現される) - スモールアイ
(目が点の様に小さく盲目。その為保護色機能が働かない) - 目前(フロントアイ)
(目が顔の横ではなく前を向いている)
- 色や形質、その他の特徴など複合的に合わさると金額が高くなるとイメージしてください。
- 地域によって、同じ特徴や体色でも大きく金額が違うことがあります。
- 一義的に販売側のモラルなのですが、上記を理解しているだけでかなりトラブルは避けられると思います。
◎是非ともご活用ください。