めだか達への伝言 medakaya.com MV
avexとのコラボレーション
私は八王子生まれ八王子育ち。八王子が好きだと声高に叫ぶが、別に八王子が特別だとは思っていない。
ただ私はここでうまれ、ここで死んでいく。他の地は語るほど知らないということ。
小学6年生のころ、当時仲の良かったK君の卒業文集に将来の夢として「落合信彦の様な国際ジャーナリストになりたい」と書いてあった。
当時私はジャーナリストが何かもわからない無学な12歳。
悪いことに憧れて、いたずらの毎日だったし、当時流行っていたヘアムースを手に入れて、髪型を変えたり、ビーバップハイスクールの真似事が何よりも楽しかった。
先生たちには迷惑をかけ続け、当然授業などまともに受けた記憶がない。
中学に上がるとき、私は公立で、仲の良かったK君は有名私立中学へ進学した。
その頃、なんとなく自分と彼との違いを感じ、寂しさがよぎった覚えがある。
中学に入り、たまたま入店したK書店に落合信彦の本が並んでいた。
手に取ったのが『狼たちへの伝言』という書籍であった。
もう30年も前の事である。この本には日本人としてのプライド、世界の広さ、世界で戦う男の姿が描かれていた。
八王子の学校で悪さをして喜んでいる自分の小ささに苦しくなった。
この本は猛毒であり、当時の私を変えるには十分すぎるほどの代物であった。
この毒を浄化するために、私は触ったこともなかった教科書を開き勉強をはじめた。
その後大学へも海外にも渡った。
勉強などやれば誰でもできるという事を私は実体験で知っている。
海外に行く頃には勉強で困る事はなくなっていて、全ての歯車がうまく回りだした感覚を得る。
しかし、帰国後難病に罹り、5年以上の闘病生活を送る事になる。
これは落合信彦の本には書いてなかったことである。
開頭手術を受け、あれほど辛い想いはもう二度としたくないと今でも思う。
不安という言葉では表せない、正に絶望。
しかし私は人生で最も大切と言えることがこの時に分かった。
私が社会に戻れたのは30歳を過ぎてからである。
そして今44歳。
現在株式会社2社の代表取締役である。
私は落合信彦氏から受け取った伝言を、私のフィルターを通し、今度は私が後世にむけて注ぎ込む立場であると感じている。
新しい猛毒の形として『めだか達への伝言』を作り皆に歌として贈る。
この想いを受け取ってもらえれば幸いだ。
2021年 7月吉日 青木崇浩
楽曲紹介
めだか達への伝言 feat. MIMORI(kolme)
作詞:青木崇浩
作曲:Young Cody / 青木崇浩
編曲:Young Cody
Tomorrow the world,no,seize the day,
‘d rather tease the world for the next new world.
medakaya.com
(精神的な病を患い苦しんでいた時)
目が覚めて 下を見て 横を見て後ろ見て
あっち見てこっち見て そっち見てふらついて
右行って左行って 上行って下行って
あっち行ってこっち行って 横になる
また目が覚めて下を向く 周りの皆がおれを見て 近く来て声かけて
慰めて笑ってて 同情して笑ってて
苦しんで乗り越えて 今歌うたって 叫んでる
(人間の本質について)
おれだって 皆と同じ弱虫だって
ただただ 弱い姿だけは見せたくないって
若いころ特別なものを得れば全てが変わると思ってた
今言える 何を持っても 幸も不幸も変わりはしない
大切なものはいつも近くにあることをしり それをホントに 大事にしろ
過去は変えられないって? 目の前にいるおれを見ろ
捉え方を変えるんだ 今変われば過去をも変えられる
死にたいって? 決断前に横になれ 理由はない ただ横になれ
仔めだか達 なんの心配もすんな 何があっても いつなんどきも
『おれの名を言ってみろ』
小さなめだかのスピーカーから
湧き出てくる音符の 3つの和音が奏でる
しじまな 音色に耳を澄ます
気づく歪な不自然さと 旧時が伝える振合いを
調え楽譜に落とし込むの
(病気から立ち上がる時)
おいおいおいおい
いつまで言い訳と逃げ道 さがしてる
自分の命 この国 進む道はだれのもの
自分より世間を大切にする それがこの国 島国の道徳
個性など幻想 誰よりも考え 自分で決めろ
舐めるな 自分を いつか一発 やってやる時がくる
常に考えろ 礼儀と作法 おれたちの命 この地が矜持
伝統・文化・風土の上 背後に大きな後ろ盾
文句なんか言ってんな ごちゃごちゃいわず力をつけろ
想像しろ 描いただけじゃ 全然足りない まだまだ足りない
もっともっと 想像し考えろ そして 今 動き出せ
思いっきり 腹の底から 心の声を 絞り出せ
苦しかったら 涙流さず 悔しさ 心にため込んで
一気にいくぜ お前の力で 一歩 前に
日本のアイコン めだかが踊る
小さなめだかのスピーカーから
湧き出てくる音符の 3つの和音が奏でる
しじまな 音色に耳を澄ます
気づく歪な不自然さと 旧時が伝える振合いを
調え楽譜に落とし込むの
(成功の法則)
岐路に立ち 進む道 きづくこと
わが想い 血が決める 動き出す
失ってはじめてわかる親のこと
解放しろ 大和の腕を思い切り振りかざせ
こころに掲げろ 日本の旗
狙うは一つ 1番のみ
競争じゃないって? 無視していい 黙って必ず勝つことだ
自分の為 ゆめのためなど くそくらえ
まず守れ 自分の家族 自分のなかま 世界などほっとけよ
生きる意味 そんなのねえって ただただ生きる もらったもんだ
片道切符だけ握りしめ 死ぬまでに使い切るガソリン積み込み
さあ いくぜ これが おれが お前らに伝える 生きること
きれいごと そんなこと 行動で 変えてやる
時代の波 そんな波 三途の川の流まで変えてやる
辛くなったら 思い出せ
目が覚めて 下向いて 上向いて 外を見ろ 東の空 日出づる
八王子 東京 日本
小さなめだかのスピーカーから
湧き出てくる音符の 3つの和音が奏でる
しじまな 音色に耳を澄ます
気づく歪な不自然さと 旧時が伝える振合いを
調え楽譜に落とし込むの
『声なき声を聞き取れる それを人って言うんだろう』